天孫降臨

旅をしたのである。
毎年恒例となった、筋湯温泉への旅。今年で4回目である。毎年、筋湯温泉だけではなく、他に1、2箇所観光をして筋湯温泉を訪れている。2005年は、阿蘇山〜筋湯温泉。2006年は、別府地獄巡り〜筋湯温泉〜大分仏像巡り、2007年は、長湯温泉〜筋湯温泉〜太宰府といった感じである。そして、今年はどこに行こうかと。

いろいろ考えたあげく、今年は、高千穂〜筋湯温泉〜大分にした。


5時に起きて支度をして、6時に車で出発した。しかし、腹ごしらえをせねばということで、宇部で朝マック。あれだけマックに行っているのに、「マックグリドル」を知らんかったよ。そういえば、朝マックなんて何ヶ月ぶりかしら。
小野田インターから高速にのって、目指すは宮崎県高千穂。途中で休憩しつつ熊本インターまで車を飛ばした。途中、渋滞とか豪雨とかあったけど、熊本で降りる頃には快晴へ。熊本インターを降りてからさらに、1時間以上、やっとの事で、高千穂に到着。「ここが天孫降臨の地か」と感慨もひとしお。道の駅にて、山女魚ソバを食べた。美味い。


さて、これからが高千穂観光。まずは、天岩戸神社へ行った。ここには、天照大神がお隠れになったといわれる「天の岩戸」と、八百万の神が対策会議を開いたといわれる「天安河原」がある。
天の岩戸を開けた手力雄命↓。迫力満点!

会議が開かれた場所、天安河原。

最後に、ご神体である天の岩戸を、渓谷越しに参拝。聖域であるため、写真撮影も禁止である。見たければ、行くべし。


次に、くしふる神社。ニニギノミコトが降り立ったと言われる場所である。近くには、高天原遥拝所。神々が高天原を遙拝したといわれるところ。行ってみればわかるが、空気が違う。


そして、荒立神社。猿田彦と天鈿女命が祀られている神社。縁結びと芸事の神社。
と、ここでこんなもの↓を発見。梅原先生も来たのか!と感激!!


つぎは、高千穂神社。ミケヌノミコトが鬼(鬼八という悪神とか)を退治する場面↓。


最後に国見ヶ丘へ。まさに、四方が開けていて、国見する場所。雲海が出ているときは、爽快な風景が拝めるらしい。


さてさて、これにて、たった1つの町でありながら、日本の原点が凝縮された土地、高千穂をあとにした。ここまでボリューム満点とは思わなんだ。


やまなみハイウェイを通って、本日の最終目的地、筋湯温泉(筋湯温泉)。
毎度のことながら、うたせ湯に入り、貸し切り風呂に入り、美味しいご飯とお酒。そして、就寝。

もう一回読んでみるよ。

天皇家の“ふるさと

天皇家の“ふるさと"日向をゆく (新潮文庫)