見つめていたい
俺は文系である。
苦手という程ではなかったけど、数学も理科も大嫌いだ。
だから、センター試験は「理科無しで数学も1Aのみ」、2次試験も「国語と英語」という学部を選んだ。
でも、そんな大学時代、ホームページ作ったり、中途半端な知識でJavaScriptを書いてみたり、分からんなりにJavaAppletいじったりして、こんなのもおもしろいかなと思ったりした。
そして、気づいてみると、SEなのかプログラマなのか、よく分からない仕事をしていた。C言語とかVBとか、ホントは好きじゃないけど、負けたく無いのでがむしゃらに格闘したし、気づいたら、偉そうにC++とかMFCとか生意気な事が言えるようになっていた。
で、最初の話に戻るわけである。
僕は文系なのである。
書いたとおりにしか動かないプログラムというのが、味気なく思えて仕方ない。もし、人間も書いたとおりにしか動けなかったら、どうだろうか。僕は「異常終了させてやる」と必死で行動するような気がする。
そんなこと考えているうちに、長渕剛が「♪これから俺は 何処へ流れてく? 来た道程を 引き返す力は失せた」と唄っていたのを思い出し、何となくやりきれない思いで、今日は会社を出た。
良くないな。
考えちゃいけない領域を考えているなぁ、と思いつつ。
帰りに、後輩と下らない内容のメールのやり取りをした。
そうこうしているうちに「まぁいっか」と思った。
明日になるといつものように、何とかなるんじゃないの?と。
- 作者: 兵庫慎司,オフィス北野,高田文夫事務所,太田プロダクション,ニッポン放送,松尾スズキ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2008/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 57回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
帰ってから仕事をしようと思ったんだけど、この本を読み耽ってしまった。やっぱり殿は凄いぜ。明日また東京だけど、その同じ東京の地に殿はいるんだよね(たぶん)。そう考えたら、東京出張も捨てたもんじゃないな、と。