栄枯盛衰

ずっと完成度について書こうと思っていた。

長い間、「完成度の高い物」をずっと探し求めている。
完成へのプロセスは重要かどうか分からないけど、天才的な閃きにより一瞬で完成される物もあれば、努力の積み重ねによって築き上げられている物もある。
しかしながら、完成してしまえば、次に待っているのは凋落のみであり、そういう意味では「限りなく完成に近い物」っていうのが、求めるべき物だと思う。

今、一番完成度が高いと思う物は「オロナミンC」である。秀逸なのは味と量。
味に関しては敢えて書くまでもないけど、他の類似品を飲んだときに感じてしまう違和感がそれを物語っていると思う。そして、また素晴らしいのが量。デカビタも味に関しては、完成度は高いと思うけど、量に関しては若干の「多さ」を感じてしまう。やはり、味と量に関しては、他の追随を許さないだろう。
そして、40年以上続いている一貫性も素晴らしい。
コカコーラも結構完成度は高いと思うけど、レモンとかバニラとか、軸がブレているのが気にかかる。新製品を出さないといけないほど、売上げが落ちているのだろうか?

と、ここまで書いて、ロイヤルポリスという商品が出ていた事を思いだした。まだ売っているのだろうか、最近見ないけど。