名訳と迷訳

キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャー・イン・ザ・ライ

読み終えた。村上訳を読んだのは、2度目である。

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

こちら野崎訳は、10回くらい読んだだろうか。

よく、野崎訳は最後まで読めなかったけど、村上訳だとすんなり読めた、というような話を聞く。でも、僕は野崎訳の方が読みやすいと思った。
ただ単に慣れているだけかもしれないし、村上訳の方がカタカナが多いからかもしれない。今後、同じくらい村上訳を読め込めば、もしかしたら、村上訳の方が読みやすいと思っているかもしれない。

ところで、ウチには、ライ麦が4冊ある。
野崎訳のペイパーバック(全く同じもの)が2冊、村上訳のハードカバーが1冊、村上訳のペイパーバックが1冊。
・・・だからどうした、と。

ちなみに、村上訳には訳者解説が付いてない。
解説を読みたければ、以下を買うべし。

翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)

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