文壇と分断
少し趣を変えて、↓を買って読んでみた。
- 作者: 庄野潤三
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1965/03/01
- メディア: 文庫
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いわゆる、「第三の新人」と言われる人である。
いままで「第三の新人」はなんとなく読まなかった。どちらかというと、その前の、三島、川端とか、その後の石原慎太郎とか、やや時代を下って村上春樹などをよく読んできた。理由は分からないが、なぜか避けてきたようだ。
おそらく、なんとなく、華々しさが無いからだと思う。
で、読んでみた感想。
モロに『私小説』っていう感じだった。
でも、予想よりも悪くない。寧ろ、心地よいとさえ思う。
てなわけで、安岡章太郎、吉行淳之介あたりも読んでみようかしら。小島信夫とかも気になるね。
−−−東京にて