11月29日(月)

ついに1000年代も終わってしまう。僕は78年に生まれたのだが「70年代生まれって古いね」と思っていた。しかし、あと15年もすれば中学生に「1000年代生まれなの?オレ達2000年代だぜ」って思われるんだろうなと思うと、悲しいような不思議な気持ちになる。気が付けば、甲子園も高校生クイズも年下になってしまった。このままのペースで行けば、すぐに年をとって老人になってしまうだろう。人間なんて死んでしまえば終わりだし、死後100年も経てば誰も覚えていないだろう。だったら、生きているうちに楽しまないと損だ。つまらないことでケンカしたり、悩んだりしている暇はない。だけど自分の時間をどう使おうとそいつの勝手なのだ。レストランで人間観察をするのもいいだろうし、有刺鉄線に頭から突っ込むのもいいだろう。「お前らに俺の生き方を否定する権利はない!」とは、大仁田厚の言葉。すでに死語となりつつある「カリスマ」。大仁田が「炎のカリスマ」からいつのまにか「邪道」と呼ばれている。人生において、それがけっこう本質的な問題だったりする。そんなわけないか。