タイガースープレックス'84

昨日夜、温泉に入って寝ようと思い、テレビを見ていたら、「三沢光晴急死」というニュースが飛び込んできた。その後のニュース速報では、試合中のアクシデントで、と報道されていた。
そして、今日、朝のニュースでは、試合後の映像が放映されていた。バックドロップらしい。
やはり、プロレスは命をかけた戦いである。ショーとか、ギミックとか、アングルとか、暴露本を交えて揶揄しているけど(俺か?)、一歩間違えれば死と隣り合わせの戦いには違いない。馬場、鶴田、橋本、ブロディ、アンドレ、ハル園田、冬木、たくさんの現役選手が命を落としたが、試合中の事故で亡くなった大物は三沢が初めてではないだろうか。まさか、三沢が、と思わずにいられない。アイルトンセナが事故死したのと同じ気分である。
馬場、猪木の世代があり、鶴田、天龍、藤波、長州の世代がある。そして、三沢、川田、田上、小橋、武藤、蝶野、橋本の世代がある。しかし、三沢の世代には、まだ翳りが見えたとは言えないと思う。私は、新日メンバに比べ、全日メンバに思い入れはそこまで無いのだが、何とも悔やまれる事である。まだ、第一線での活躍をすべきであったと思う。しかしながら、その半ばにして、幽明境を異にしてしまった。