読書感想文
「読書の秋」とは言うものの、読書に適しているのは、家から出ることが減ってしまう、この梅雨の時期なのではないかと思う。
そういうわけで、今日は読んだ本を紹介する。言い換えると、日記に書く題材が無いのである。
- 作者: みうらじゅん
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2005/01
- メディア: 単行本
- 購入: 7人 クリック: 203回
- この商品を含むブログ (218件) を見る
みうらじゅんは天才だと思う。くだらない事に一生懸命である。僕は、それが人生の正しい姿であり、青春だと思う。真似をしようとは思わないが、憧れる。そして、みうらじゅんの発想はすばらしい。「マイブーム」「ゆるキャラ」「ムカエマ」「らくがお」「いやげもの」「とんまつり」「カスハガ」等々、枚挙に暇がない。
で、この本であるが、“くだらない事を一生懸命真面目に考える”事の集大成のような内容である。「何か本を読みたいけど、重たい内容の本は読みたくないな」とか、「ベストセラーを読んでも良いけど、他の人と同じもの読むのは、ポリシーに反するな」とか思っている人は、是非読んでみた方が良い。99%のくだらなさと、1%の切なさを感じることができるはずである。
っていうか、面白い。
「tolle lege(取りて読め)」(アウグスティヌス)