読書感想文

「読書の秋」とは言うものの、読書に適しているのは、家から出ることが減ってしまう、この梅雨の時期なのではないかと思う。

そういうわけで、今日は読んだ本を紹介する。言い換えると、日記に書く題材が無いのである。

正しい保健体育 (よりみちパン!セ)

正しい保健体育 (よりみちパン!セ)


みうらじゅんは天才だと思う。くだらない事に一生懸命である。僕は、それが人生の正しい姿であり、青春だと思う。真似をしようとは思わないが、憧れる。そして、みうらじゅんの発想はすばらしい。「マイブーム」「ゆるキャラ」「ムカエマ」「らくがお」「いやげもの」「とんまつり」「カスハガ」等々、枚挙に暇がない。
で、この本であるが、“くだらない事を一生懸命真面目に考える”事の集大成のような内容である。「何か本を読みたいけど、重たい内容の本は読みたくないな」とか、「ベストセラーを読んでも良いけど、他の人と同じもの読むのは、ポリシーに反するな」とか思っている人は、是非読んでみた方が良い。99%のくだらなさと、1%の切なさを感じることができるはずである。
っていうか、面白い。
「tolle lege(取りて読め)」(アウグスティヌス