播磨見聞録

オフ。
ということで、播磨の国を旅してみた。

赤穂から電車で姫路。
書写山にある、圓教寺に行こうという計画である。
西の比叡山と言われるこのお寺は調べてみると、姫路からバスに乗り、ロープウェーに乗り、さらに山を15分登るとのこと。
むむ、もしかして?と思ったが、案の定、バスセンタに並んでいる人たちは、山登りの格好である。スーツに革靴なんて出で立ちの人はいない。

ということであきらめて、斑鳩寺へ。
こちらも姫路からバスで30分ばかりのところである。
揖保郡太子町。太子と斑鳩。見るからに聖徳太子のにおいがするね。
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正直、何もない所であったが(帰りのバスを待つ時間を潰すのに苦労した)、
斑鳩寺は立派なお寺であった。聖徳太子創建というのは、うなずける。

同じ時間かけて姫路まで戻り、山陽電鉄に乗ってみた。
昭和の香りのする町並みを走る電車である。宇部線を思い出した。
「尾上の松」という妙な名前の駅で降り、10分ばかり歩き、鶴林寺へ。
ここも、立派なお寺であり、聖徳太子に関わりがあり、播磨の法隆寺と言われている。

と、ここで何も食べていない事に気づいた。
自販機で「おしるこ」を買い、飲んだ。
生き返る。


バスで加古川駅まで行き、JRで赤穂まで戻った。


つかの間の休息であった。