まんとくん

奈良旅行2日目(詳細)。

本日はレンタカーにて奈良を回る。
4年前の異なるのは、石舞台古墳を外し、崇神天皇陵を入れた事。それと、岡寺と川原寺を追加。


朝マックを食べて、レンタカーで斑鳩地方へ。
最初は、法輪寺である。昭和になってから再建された三重塔があるお寺であるが、やはりここのメインは、近くで見られる数々の仏像である。特に飛鳥時代の独特の顔と手を持った仏像が、こんなにも近くで見られるのはうれしい。小さいが、妙見菩薩も非常にかっこいい。思わず、柵の下をくぐってお守りを買いそうになった*1

次に少し歩いて、世界遺産の法起寺。ここも三重塔があるお寺である。しかしながら、このお寺のマイナスポイントは仏像。仏像が硝子越しにしか見られない点である。しかも、光が反射して見にくい。ぷぅ。

引き続き、世界遺産の法隆寺
南大門、五重塔、金堂の釈迦三尊像、百済観音、玉虫の厨子などなど、枚挙に暇がないが、今回のメインは、やはり百済観音である。明治時代に岡倉天心フェノロサが厨子空けるまで、数百年にわたり秘仏とされていた仏像である。しかしながら、今回ほど、期待というものが、現実の感動を吸い取ってしまう事を実感したことはない。期待しすぎたようだ。。。。30年後ぐらいにもう一度見てみたい。

そして、中宮寺。ここも悪くはないが、解説テープが長く、拝観者の回転が悪い。そのため、じっくり前で仏像を拝むことが出来ない。多少の不満が残ってしまうのである。

法隆寺前で茶粥を食べたあと、崇神天皇陵へ。
一説によると、初代天皇と言われるお方の陵墓である。いずれにせよ、空気の張り詰めた神聖な場所であるのぅ。


次は談山神社。藤原鎌足が祀られている。
紅葉が非常にキレイだった。そして、参道のコンニャクが美味い。


そして、長谷寺。今回は、特別公開、あの10メートルを超える観音様の足下へ行ける!ありがたさと、好奇心で一杯になる企画である。感動。まさに、結縁。


安部文殊院。ここの文殊菩薩は、かの快慶作と言われる。その文殊菩薩が、獅子から降りて特別公開である。んーーー、前も思ったが、俗っぽさが拭えない。やはり、知恵の仏、文殊菩薩。受験生などがたくさん訪れるようである。
ちがう。勉強をした上で、文殊菩薩の御利益があるのだ。参拝すれば終わりではない!


さて、最後は、飛鳥地方。(明日香地方?)
飛鳥寺。ここの飛鳥大仏は、なんと写真撮影OKである。太っ腹。さすが、日本最初の寺院である。

次に橘寺。聖徳太子のお寺である。

そして、川原寺。正確には、川原寺の跡と弘福寺弘福寺の住職は、妙に饒舌で、関西テイストの人であった。良いね。

最後は、岡寺。厄除けです。とくに、厄年ではないので。。。。
家内は厄年らしいので、お守り等を買っていたが、あと2ヶ月ですぞ。なにはともあれ、数え年はシンプルで良いですな。


夜は、興福寺で、慈恩会なるものを観賞。法相宗の寺など近所にないし、ましてや、その法相宗のイベントなど、見る機会など、そうそう無いだろうと思い、行ってみた。そこそこギャラリーはいたが、半分は関係者ぽい。敢えて、客を呼び寄せるってのも違うと思うが・・・。


1次会は、4年前に来たであろう、おしゃれな居酒屋。んんんんでも、場所は同じだが、店は変わっているみたい。
2次会は、イタリアン。マルゲリータ最高。

*1:出典は、「テレビ見仏記」。DVDを見るべし。