マッチョなパパ

書くことがないので、本のことでも書く。

何故だか分からないが、「移動祝祭日」が新訳で再発された。かつて探した時には、岩波同時代ライブラリにしかなく、しかも絶版だった。だから、大学図書館か県立図書館まで借りに行ったのを覚えている。内容はよく覚えていないが、あまり感銘を受けるものではなかったと記憶している。残念ながら、僕はヘミングウェイの良さが分からない。なぜ、ノーベル文学賞を貰えたのかも分からない。「武器よさらば」とか「日はまた昇る」とかは、良い作品だと思うが、後世に語り継ぐべき物なのかどうか分からない。時代背景(ここでは第一次世界大戦)があってこその物ではないだろうか。
もっとも、日本人なら日本人作家を楽しむべきだ。

移動祝祭日 (新潮文庫)

移動祝祭日 (新潮文庫)