レイドバック

近所のお婆さんのお通夜だった。
死はハレなのかケなのか。昔は、ハレの行事であったという説もあるが(赤飯を炊いていたとか)、1人の心を交わした人がいなくなってしまうのであれば、悲しいことには違いない。その長いグルーブの中で、見たもの、感じたもの、覚えたもの、全てを「死」という終焉で片付けてしまうのは、少々むなしくも感じる。たった(“たった”と言って良いのかどうか)1つであっても、一口に語れないほどのドラマが内包されているわけで、例えば、地震などで数万のドラマが一瞬にして終わりを迎えたのであれば、そこから胸に去来するものは、簡単には表せない気がする。
・・・といっても、今日亡くなったお婆さんは、道で会釈するくらいで、話したことはないんですが。


サザンが、活動休止というので、ここ数日はサザンを聴いている。長渕剛ファンであるならば、サザンは聴かないのかもしれないが、じゃあビートルズファンが、本当にストーンズを聴かないのか?というのと同じ話。個人的には『Ya Ya (あの時代を忘れない)』『匂艶 THE NIGHT CLUB』『チャコの海岸物語』あたりの年代が良い。80年代前半?
最近「古い」ってよく言われます。

※2000年12月31日の日記まで校正終了。